長周期地震動ってなんだろう
今年度後半から緊急地震速報が新基準で運用されます。
この前気になるニュースと言ってそれについて話したんですけどうまく説明できず撃沈してしまったので自分の理解を深めるためにも今回は長周期地震動の話をしていこうと思います。
もうブログ名から逸れてるなんて言わないでください()
「長周期地震動とは」
そもそも長周期地震動って一体何だろうということで気象庁のサイトをみると
南海トラフ地震のような規模の大きい地震が発生すると、周期の長いゆっくりとした大きな揺れ(地震動)が生じます。
このような地震動のことを長周期地震動といいます。
と書かれています。
なんかわかるようでわかりませんね(自分だけ?)
そう思うのも無理はない話で自分には前提条件が抜けていました。
まず地震動は様々な周期を持っていること。
そして地震の規模が大きくなるほど長い周期の揺れが大きくなること。
この2つを踏まえて先程の説明を見れば長周期地震動のことが結構理解できるんじゃないでしょうか。
何が問題なのか
長周期地震動は短い地震動よりも弱まりにくく遠くまで伝わりやすい。そしてその地震動の周期が高いビルなどの固有周期と一致すると共振し大きく揺れる可能性がある。
しかも高いビルなどが大きく揺れるかもしれないのに地上にある地震計が震度4を観測しないと予測されると緊急地震速報が発表されずいきなり強い揺れに見舞われるかもしれないという…
それを防ごうってことで今回新基準での運用が決まったんですよね。
また説明する機会があったら今度はきちんと説明したいです。多分そんな機会はありません。
そういえば長周期地震動を調べたついでに階級ごとの実際の映像を見たんですけど階級3で東京の高いビルが外からでもわかるほど揺れててめちゃくちゃ怖かったです。予想以上だった…。